未成年大学生がオービス光らせて免停になった話

どうもオービス特北です。

先日免停が終わって免許が返ってきました。今回はオービスを光らせたらどうなるのか、実体験をもとに説明していきたいと思います。

 

<やらかし>

八月の暑い日でした。毎回撮り鉄を共にするYに「キハ85撮りにいかね」とさそい、名古屋に飛んだ。日頃の生活習慣が散々だった私は、眠いと思いつつ翌日の睡眠時間を稼ぐために午前一時の国道41号線を北上していた。疲労困憊な体に鞭を打って飛ばしていたその時だった。「ピカッ」その前の記憶を消し去るような赤い閃光が目の前に広がり、完全に血の気が引いた。時々、オービス光ったかもとかいう馬鹿がいるようだが一瞬でわかる。ちなみに、一般道のオービスは30キロ、高速道のオービスは40キロで光るといわれており、一般道道で光らせると一発免停である。その後、同じ日のうちにタイムズから電話が来て、可児警察署に電話をするよう言われ、見事にばれた。その旅行中は85を撮ろうと思うと曇り、晴れを求めて京阪に転戦すると光化学スモッグに阻まれ、撮ろうと思っていた神戸線工臨は脱線でウヤ。散々だった。翌日死んだような顔をして可児警察署に向かい、Yとともに事情聴取を受けた。違反速度は60制限を118キロで58キロの違反。このとき思ったよりも少なくて安堵した。光った時のメーターは130キロ近くを指しており、乗っていたソリオが速度を持っていたことにも救われた。警察官から三か月の免停は確実、そして家庭裁判所から呼び出されて親とともに説教を受けるだろうといわれ可児警察署を後にした。そして不幸続きの旅行は下呂温泉に行き締めとし、下道が移動の大半を占め、二日千キロ七時間睡眠とかいうキチ日程は幕を閉じた。

 

初心者講習

10/31 1か月以内に初心者講習受けないと3月の免許の更新の時に再試験やって落ちたら仮免からやり直させるぞという案内が来て初心者講習を受けることに。この講習は累積三点(一発3点の人は4点)になると案内が来る講習で、別に再試験なんてちょろいでしょと思うとそうではなく再試験の合格率は大変低い。なので私は15300円を払い1日初心者講習に行った。初心者講習は自動車学校でやるのでお世話になった学校に行くのもありだろう。なかなか濃いメンツだったがほとんどがスピード違反、中には一度面取りになって再度違反して初心者講習に来た者もいた。一回目の免取で何を学んでんねん。

そしてこの初心者講習のミソは講習を受けた後、初心者期間中にまた3点たまると強制的に再試験となってしまうことだ。私は3か月の免停を食らっていたので、その3か月を除いて免許取得してからの1年の間はもう3点もためれないわけだ。なお、初心者講習の案内の前に免停が来てしまう場合もあり、その場合は警察の担当係のほうに電話をして免停ののち初心者講習を受けることになる。

 

<逆送致>

11/20 とんでもない手紙が来てしまう。検察官送致決定通知書というものだ。私は可児の警察署で家庭裁判所で説教を受けるというのを聞いていたのでこれにはかなりびっくりした。未成年の犯罪は少年犯罪として普通は片づけられる。私のようなスピード違反の場合、親とともに家庭裁判所に行き、免停期間中は保護司みたいなのと講習を受け、レポートを提出のが普通。しかし、この逆送致というのは罪状や情状に照らし合わせて、刑事余分を相当と認められ地検に送致されることである。大方は、未成年は罰金などの支払い能力がないとみられ、少年事件で済むのだが、何故か刑事事件として処理された。まあ、成人として罰せられるので大人になったってことで 逆送致になる原因は2つあって、保護処分では少年の更生が見込まれない場合事情の性質、社会的感情によって、保護処分に処すことは許されない場合です。罰金払えばそれで終わりなんだからしっかり保護司つけて教育したほうがいい薬だと思うんですけどね。

 

<意見の徴収>

先に言います、これはガチでいかなくていいです。警察に行きもう一度犯行を認めるか言質とを取られ、そのあとは犯行についての反省や状況を説明することができます。その昔は反省の態度次第で90日の免停が60日の免停になったりもしたらしいですが、今はスピード違反にだいぶ厳しくなったのでそんなことは起こりえません。特に大阪、神奈川県警は厳しいらしいですね。私は、スーツを着て反省文も用意したのにまあ、あっけなく片付けられバカみたいッて感じですね。いかなくてもしっかり勝手に侵犯され免停が決まるので行く価値ないです。これのせいで単位落としかけています。

 

<呼出状>

これは行きましょう。免許書が没収され、自分の刑事処分が決まります。12/7、札幌地方検察に行き審判を受けます。まあ、皆さんが思う裁判ではなく、簡易裁判といい犯行を認めたらさっさと刑事処分が下されるだけです。私は、6万円以上かつ10万円以下の罰金の中で満額の10万円の罰金が言い渡されました。まあ、心の中で仕方ないなと思っていたが、検察官から「あともう少しで懲役だったよ」と言われてひやひやした。58キロの違反の私でギリギリということは、60キロが懲役のラインということか。かの有名なオービス吉丸氏が皆さんが想像しているような裁判を受けたということは懲役刑が確定してる場合は公判でやると思っていいだろう。

 

<免停講習>

ちょろいっす。 私は早く車で通学したかったので25300円を払い免停期間を短縮するべく長期の免停講習に参加した。長期の免停講習は2日12時間で行われ実車も乗るが、大事なのは講習を受ける態度と考査の点数である。考査はまあ免許をとれた人ならば確実に満点をとれるようなものである。ただし講習で居眠りなどしてしまうと短縮できる日数が減ってしまう。そんなわけで私は、まじめに免停講習を受け最短の45日に縮めた。

 

<まとめ>

そんなわけで免停期間を終えました。12点から0点前歴1回となりました。この前歴というのは、点数が厳しくなるシステムで今まで6点で30日免停だったのが4点で60日免停になってしまう。前歴を消すには、免停を終えた日から1年後まで無事故無違反でいることだ。私も今後1年はおとなしくいるつもりである。ということで皆さんも免停にならないように軽く重点をまとめます。

・一般道は30キロから免停。

車中泊は極力避けましょう。睡眠不足がすべてを狂わします。

・違反をしたらまず金を確保しましょう。日給5000円の役場で働かされます。

・道警はめちゃくちゃ暇です。きっしょい田舎道でもレーザー照射していますのでほどほどに。

まあこんなところでしょう。口で言うのは簡単ですが反省しています。札幌で同い年の大学生が乗る21クラウンが縦に真っ二つになる事故見てだいぶ気をつけなあかんなと思っていますので。

「とっ捕まるのは必然だったが、今日まで事故を起こさなかったのは”たまたま”である」ーオービス特北ー